夏(こちらは冬)休みに合わせて、JICA海外協力隊の福利厚生?制度の一つである「配偶者呼び寄せ制度」を利用させていただき、”嫁ゴリ”とヨハネスブルグを中心に旅行してきましたので、記録していきます。
※なお「配偶者呼び寄せ制度」は私たちの次の隊次から廃止になってしまったらしいので、詳細は割愛いたします。後輩隊員の方々ご注意を…。
前日準備
明日から任国内国内旅行ということで、我がホームタウンである「マカド」で色々と準備をすることにしました。
初めに向かったのは道端で仲良くなったオジサンが新装開店した床屋?美容室?です。



無事に二度としないと決めたブレイズヘアー(参照)にしていただきました。
サイドの刈り上げ込みで150R≒1,250円なり。安い!
なお通常通り生え際はバリカン痕が残るほど押し付けられ、田中星人になりました。
つぎはどれにしようかなー
そしてこの後、恐らくマカド1の高級レストラン「Ocean Basket」でバカバカと麦酒や白ワインを飲んで、カパカパと”生牡蠣”含む海鮮料理を頂きました。(伏線)
”嫁ゴリ”O.Rタンボ国際空港到着~合流
嫁ゴリは6/30(月)の22:30成田発の飛行機に乗り、なんやかんやで7/1(火)16:15にヨハネスブルグの空港に到着となりました。時差を考慮すると乗り継ぎ込みで25時間のフライトです。よく頑張りました。(赴任した時のフライトが懐かしいなぁ)
私は、任地の村をいつも通り早朝に出れば、空港へは15時ごろには到着する予定です。
予定です。
そう。ここは南アフリカ共和国。予定通り、予定通りにいきませんでした。
出発時はいつも通りケタタマシイ、クラクションの合図。そして不安な車体。

そんな心配もありましたが、ヨハネスブルグ近郊まではいつもより順調で「こりゃお昼過ぎには着くんじゃないかぁ?空港で優雅にステーキ&ビールでもかまして待つかぁ?」なんて調子。
しかし、その後降ろされたのは…

うんうん。ここ知ってる。柔道の指導で来たことある、まぁまぁアレな地域だよね。
ヨハネスブルグ近郊には着いていれども、XLサイズのスーツケースを持ったアジア人一匹。
嫁ゴリの到着まで後2時間。その後、どう交渉してもドライバーと意思の疎通が図れなかった、というか会話にならなかったので、別の方法を模索することに。
しかしスマホを出すのも憚(はばから)れる地域。どうしたものか…。
しかも超ローカルルールですが、普段利用している乗り合いタクシーとUberなどの配車サービスのドライバーは犬猿の仲(商売敵)で、この近郊で呼ぶことはできない。(普通に暴行事件に発展する)
かと言って、この大荷物でひと気のないところまで移動するのも、本当の意味で自○行為。
と考えていたら救いの女神が「飛行機の時間大丈夫?空港行きたいんでしょ?」
スーツケースを持っている&ドライバーとのやり取りを聞いてか素敵な勘違い。(まぁ、ある意味飛行機の時間か)
私「そうなんですよー!どうすればいいか教えてください!!」
女神「こっちよ!ついてきて!」
なんと、別の乗り合いタクシーまで案内してくれました。座席も確保でき、車内が満車になり次第出発しました。一安心。
念のため地図アプリで現在地の確認
…空港とは反対に進んでるぞ…?

降りたのは別の廃墟タクシー乗り場でした。なんでやねん!
しかし、嫁ゴリが到着する関係で、あきらめて帰るわけにはいきません。なぜならここは、南アフリカ。
O.Rタンボ空港は空港内と言えども油断は厳禁のエリアです。取り合えず、到着予定時間まであと1時間。さーて。
というわけで、ここから空港に行きたい!行きたい!アピールをしまくり、ようやく15台目くらいの乗り合いタクシーで空港行きを発見…!みんなはどうやって行き先を判別してるんだ?
ドライバーや隣の席の激デカマダムにも念押しで行先の確認。間違ってはいないようで、一安心アゲイン。
最初の女神は、ココからの直通はないから乗り継ぎ先を教えてくれたんだと思います。そう信じよう。
と、ようやく出発した本日3台目の乗り合いタクシーは、空港から500mのところで降ろしてくれました。惜しい!やっぱり一筋縄じゃ行きません。
スーツケースを担いで爆走し、嫁ゴリの到着時刻5分前に私も空港着。しかし、嫁ゴリのスーツケースがなかなか通称、回転寿司レーンから出てこず、結局余裕で間に合いましたとさ。やっぱり(以下略)
実家へのご挨拶と「The Republic ZA」
到着が夕方ということもあり、以前同期3人で行ったことのある空港内のレストラン「Airport Craft Brewers」で夕食を摂ることに。


そして、タクシーで我らが南アの母がまつ「Milner 246 GuestHouse」へ。

温かく出迎えていただき、嫁ゴリも一安心した様子。同時期に宿泊していたNOK隊員とも少しだけ会えました。次回は嫁Nも是非!
というわけで、初日はお互いバタバタで過ぎ去っていきました。この幸先に明日からが不安です。
翌日は嫁ゴリも楽しみにしていた名物の「世界一の朝食(私調べ)」。

これからこの朝食が何回も食べられると期待に胸もお腹も膨らみます。
そして、腹ごなしの後は南ア最大級の「Menlyn Park Shopping Centre」へ観光&ショッピング。

1年以上住んでいるので、デカいだけで正直、特筆する点はありません…。
が、日本と比べて豪快に陳列されている様子や、ラインナップの違いは面白かったようです。(嫁ゴリ談)


そして、一通り練り歩いた後は南アらしくブライで夕食をと思い「The Republic ZA」でディナーです。



店自体は変わらず良かったのですが、思い出のベルギーの修道院ビール「Leffe」が売り切れかつ、クイズナイトが開催されており店内が爆音&ハイテンション。ある意味忘れられない夜となりました。うるさかったー!!
「Pretoria National Botanical Gardens」と「Pachas」
翌朝も至福の朝食を堪能し「Pretoria National Botanical Gardens」へGO。
天気も良く、人も少なく快適に観光できました。






まぁ一度は行っても良いんじゃないでしょうか…。一度は…。
それにしてもホロホロ鳥の斑点キモイなぁ…。今度食べてみます。
そして食肉欲が高まったところで真打「Pachas」でディナーを…!


やっぱり何度食べてもここのTボーンステーキは感動します。少し値上げした気もしますがまだまだコスパは最高です。ワインもほぼ一人でボトルを開けて大満足で帰宅。
明日はいよいよクルーガー国立公園ツアーに参加です!
あんなトラブルが待っているとは、つゆ知らず…つづく
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