【初収穫〜アフリカンを目指して〜】

JICA海外協力隊記

出国してから約40日が経ちました。

順調かと聞かれたら、それは嘘になりますが、全体としてはまあまあ楽しくやってます。

日本を出るからには、せっかくの外国生活を満喫したい。

だから、これまでできなかったことにもチャレンジしようと決めていました。

たとえば、菊松くんアフロにしてみるとか、中学時代に憧れていたコーンロウ(ブレイズ)に挑戦するです。

しかし…

人生の半分以上が坊主生活だったせいで、髪を伸ばすのが耐えられない。前髪が不快極まりない…。

自分には髪を伸ばす忍耐力がないって改めて思い知らされました。

というわけで、我慢の限界を迎え、近所の床屋さん(徒歩1時間)に突撃することにしました。


床屋に入ると、先客のスキンヘッドのパイセンが座ってました。しかも、そのおでこにはハートの剃り込みが入っていて、めちゃ可愛い!!

けど怖い。自分もこうされるんじゃないかと不安になりながらも、意を決して英語で「フェードカットでお願いします!」とお願いしました。慣れない英語で何とか通じた瞬間、少し安心。

店主が「日本人が来たから、うちもインターナショナルバーバーショップだね!」と可愛らしい冗談を飛ばしてきて、こちらもつられて上機嫌になりました。

こういう明るい雰囲気の絡みは、やっぱり良いですね。

会話も思いのほかスムーズで、久しぶりに言葉が通じる喜びと英語力の若干の上達を感じました。


ところが、カットの終盤にさしかかると、店主が唐突にピースサイン✌️を出してきました。

その意味がまったく分からなかったけど、ピースサイン✌なんだからPeaceだろ!

ということで、こういう時はとりあえずお決まりの「YES! OK! Thank you!」で返事。

その瞬間、ライン2本ぶち込まれました

まさかの展開です。


この歳で、こんな髪型になるとは…。

33歳と6ヶ月、元学年主任で元生活指導主任が、別室送り確定のスタイルになってしまいました。ついでに、自慢だった富士額もしっかり露天掘りされてました。

もみあげも、よく見たら尖ってて、なかなかの個性派カットに仕上がっています。

仕上げには、紫色の臭いスプレーをたっぷりかけられて、スッキリはしたものの、いろいろと思うところはあります。

剃り残し? そんなのもう気にしません。


なんだかんだで面白かったし、リピート確定です。

支払ったのは、25R(≒200円)。この価格で何も言う気にはなれません。

結局、新たなチャレンジという当初の目的も達成できました。これからもどんどん開拓していきます。ぴーす。

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