

4月3日(木):決死のDIVE

今日も朝日が綺麗だ。
ところで、みなさんは死ぬまでにしたいことリスト通称「バッケットリスト」はもっているだろうか?
私は「JICA協力隊に参加する!」や「世界一周する!」などと並立してこれを記入していた…

そう!スカイダイビング!!
朝早くから個人的に交渉したドライバーに迎えに来てもらい飛行場へGO!
オジサン3人で「日頃の行いが~」とか「万が一パラシュートが開かなかったら…」などビビらせ合いながら向かう。
今回お世話になったのは「Skydive Two Oceans」
動画撮影込みのプランにすることに。いろんな意味で証拠映像になるかもしれない…。
飛行機に乗り込む前に”最後の写真撮影”

NOKさんに後光が指していることはさておき、3人で生きて帰ろうと誓いセスナへ。

操縦士にソロダイバー、私たち3名とそのタンデム3名の計8名を乗せ離陸。
少し心もとない飛行と揺れが恐怖を増幅させる。
落下順はソロダイバー→TKOさん→NOKさん→私の順番。
飛行機の中ではワーキャー言いながらも気丈に振舞う。
ほどなくして飛行機が安定したのを確認し、いよいよその時が…。
なんでお金はらって飛び降りなきゃならないんだ…。
初めにソロダイバーそして、TKOさんと順々に落下。いやだ…。
飛ぶ直前の足宙ぶらりん状態で恐怖心がピークに。(思い出すと今もじんわりと手汗)
掛け声もなく容赦なく落下!!



パラシュートが開くまでの数十秒で様々なことが頭をよぎる…
「なんで金払ってこんなことしてんだろう…? 英語だったし大切なこと聞き逃してないかな…? 任地でもう一回、地獄の夏を過ごすのか…。NOKさん今までありがとう…。」
そうこうしているうちにパラシュート開放。一気にスピードは緩やかに。
パートナーのタンデム師匠の計らいで、右に左に急旋回のサービス。マジでやめてくれ…。


体重の問題なのか、自由落下時間を多めにしてくれたからなのか、一番早い着陸。
この時のケツへの衝撃は今も忘れられない…。何のための練習だったんだ…。
ほどなくして皆さんも地球へ着陸。
もちろん3人とも興奮状態なのであーだこーだ言いながら無事の帰還を称え合う。

料金は安くはないが、貴重な経験ができました。日々、しょーもないことでもやもやしている人におすすめ!

※5分程度の動画はあるのですが恐怖と風圧で顔がすごいことになっているので掲載自粛します…笑
直接なら雄姿を喜んでお見せします…笑
日本食レストラン「帯 ‐OBI‐」

思いのほかスムーズにスカイダイビングは終了し、お昼過ぎにはホテルへ着。
運転手さんも好青年かつアドレナリン爆漏れだったこともあり多めにチップを渡して解散。
ちなみにチップを渡しても通常の配車サービスよりは格安。(ケープタウンで安く自由に移動したい人は紹介します。)
そして、ランチでは念願の日本食レストラン「帯 ‐OBI‐」へGO
ここではラーメンとBENTOなるセットを注文。



寿司のクオリティ高!!ラーメンまずぅ!!
値段もまずまずで満足したランチタイムとなりました。
あわせてNOKさんが注文していたビールと日本酒のカクテルはおすすめしません。(なんで頼んだんだ…?)
「The Watershed」&「Time Out Market Cape Town」
まだ時間があるということで、先日軽くしか見られなかった「The Watershed」&「Time Out Market Cape Town」に行くことに。
おのおの趣味嗜好が違うので短時間の自由行動タイム!
TKOさんは民族衣装を買いに、NOKさんは小洒落たシャツを探しに、私はというと…


絶体絶命体験からのテーブルマウンテンとフレッシュオイスターとケープワイン…優勝
というわけでそれぞれで優勝して、最集合。いったんホテルに戻ることに。
ホテルでは、民族衣装試着も楽しんだりして小休止。
夕食はもちろん…

個人的には日本でチェーン店や同じ店に行かないタイプ。
しかし南アではその躊躇が命取り…。
なんて大げさな理由ではなく、DJブースがあったので夜の様子も見たく、またもや「Tiger’s Milk Long Street」へ。
先日売り切れだったハウスビールや窯で焼くピッツァなどを堪能。
合間にTKOさんの宣材写真バトルも勃発…笑



指示するNOK隊員→
悔しがるNOK隊員→
詳細はTKOさんのインスタで…笑(次回は7月 or 年末開催予定です)

肝心のDJはスタッフから何故か「音楽がうるさい!」とおしかりを受けていたのもあり、しっぽりとした雰囲気で営業。まぁこれはこれで良いね。

こうしてあっという間に楽しい夜、楽しい時間は過ぎていきましたとさ…
4月4日(金):南ア縦断帰省
あっという間に最終日の朝。この日も変わらず朝日は綺麗だ。
空港に足早に向かいチェックイン。
少し時間が出来たのでNOKさんお気に入りのカフェチェーン「Mugg & Bean」でランチ。
NOKさんが頼んでいた「レバーペースト」が衝撃的な美味さ…。
そして、帰りはパスポート原本の提示も求められず難なく離陸(つくづく行きのヤツ…)

無事に南アの実家こと「Milner 246 Guest House」へ到着。
私以外の2人は宿泊。私は謎に強行帰宅を決行。
16時迎えの予定が17時…18時…来ない…
ようやく18:30に乗車。お二人とはここでバイバイ。楽しかったです!
そして、深夜24時を回ったところで無事に帰宅出来ましたとさ。
総移動距離は概ね1,800㌔くらい。長距離移動得意で良かった…。
ケープタウン旅行まとめ
行きから不穏な空気は漂ってましたが、なんとか大満足の旅行となった。
初めてのケープタウンで、南アらしさと南アらしくなさ(?)を感じられたのは居住者の特権かもしれない。
っても、先進国出身の私たちには計り知れない苦労も環境もあるのだろう。
日本では「親ガチャ」なる世相を反映させたような、責任転嫁のような言葉が使われているが文字通り南アの”上から下まで”見た私が言えることは、日本で生まれた私たちは確実に「国ガチャ」は当たりの方。基本的に都道府県、津々浦々でSS級。
そんなSSレア国「日本」で生まれた私が、改めてどう生きるかを日々、見つめ直す良い機会になっていると思う。
もともとSNSは穿った見方をする方だが、基本的に私のブログも、各種SNS投稿もやっぱりいいところしか切り取って映していない。
こんな綺麗で観光産業が発展している「ケープタウン」でさえ、広大なスラムや路上生活者が数多く存在している事実。
低所得者は一部の特権階級が独占していると言い、富裕層は低所得者のせいで治安が悪くなり観光産業が発展しないと主張する。
恐らくどちらも正解であり、どちらも腹の底には別の意見も持っていると思われる。
そして、日本がここまで治安よく綺麗な国に発展した背景や、現状を理解して次の世代に伝えねばならない。
SNSに溢れる目先の利益に飛びつくことが短期・長期的に見て、自分たちにどのような影響があるのか一緒に考える、答えのないディスカッションとか担当していた、現高1達としたかったなぁ…。
明日は我が身(国)!がんばりましょう!!
最後に、私(表:PCインストラクター派遣・裏:柔道派遣)のワガママ旅同行していただいたTKO隊員(表:理科教育派遣・裏:料理派遣)、NOK隊員(表:小学校教育派遣・裏:瞑想派遣)に感謝です!
残りの1年弱でも思い出作りましょう!!!
長らくお読みいただきありがとうございました!SHARP!

※眼下に広がる広大なスラム街を添えて
★ここまでの総費用
内容 | 金額(概算) | 種類・備考 |
0~2日目 | ||
O・Rタンボ国際空港(南アフリカ)~ケープタウン国際空港(南アフリカ)【往復】 | 29,000円 | 航空券 ※Trip.comで予約 |
The Rockwell Luxe with V&A Waterfront & Sea View【ケープタウン5泊】 | 50,000円 | 宿泊費 ※Booking.comで予約 |
ケープタウン観光ツアー | 12,000円 | 観光費 ※Tripadviserで予約 |
テーブルマウンテンケーブルカー | 3,300円 | 観光費 ※公式サイトから予約 |
ボウルダーズビーチ入場料 | 1,800円 | 観光費 ※公式サイトから予約 |
ケープポイント・喜望峰入場料 | 3,500円 | 観光費 ※公式サイトから予約 |
3~4日目 | ||
ワイナリツアー | 6,500円 | 観光費 ※Tripadviserで予約 |
5~6日目 | ||
スカイダイビング | 36,000円 | 観光費 ※公式サイトから予約 |
合計 | 142,100円 | 執筆時時点 |
※すべて一人分の費用です。また食費代、お土産代、細かい交通費、雑費等は別です。
※これに加えて日々の飯代・酒代でざっくり+100,000円くらいかな…。豪遊!!
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