NEW!【南アぼっち飯レシピ⑨ ~チューリップの甘じょっぱ煮~】

JICA海外協力隊記

【注意】
・筆者は料理歴7か月
です。基本的に何でも美味しいと言います。
・幼少期から道端の草を食べながら下校したりなどの特殊な訓練を積んでいます。
・食事中の閲覧は推奨しません。食べ物は粗末にしないでください。


日本にいる時は指を切り落としそうになった経験から包丁アレルギーでしたが、最近は玉ねぎなんかもサクサク刻んでいます。ニンゲン、しなければならない環境に行けばやるもんですね。(進次郎構文)

そんな中、普段お世話になっている南ア在住の方々に、こちらで手に入る食材で作れるかつ日本っぽい料理を考えていました。

日式カレー肉じゃがも考えましたが、こちらの味付けと比較するとパンチが弱い気がします…。

見た目でインパクトのあるかつ受け入れられやすい料理…。

「唐揚げだ!そして、食べやすい形ならばより映えるかも!」

というわけで揚げるのは面倒なので、今回はチューリップ形の鶏肉を作る練習も兼ねて煮込みを作りましたとさ。まどろっこしい説明でスミマセン。


1.材料準備

  • 鶏肉…手羽をお好きなだけ(今回は1.5キロ)
  • 醤油…ドボドボ
  • 白ワイン(甘口)…ドポドポ(みりんの代わり)
  • タマゴ…お好みで
  • 砂糖・ニンニク・ショウガ

2.下準備

初めに卵をゆで卵にします。赴任当初に買った「ゆで卵製造機」の半年ぶりの出番です。

赴任当初は日に3個ほどゆで卵を食べていましたが、「高確率で数個割れている」「不洗浄の為の激臭」にやられてしまいスタメン落ちしていました。

ちなみに今回使用した卵のサイズはM・L・XLの棚のさらに上に鎮座していた「J」サイズです。


続いて主役の「鶏手羽チューリップ化計画」の始動です。

日本のとある主婦の方がわかりやすく動画や写真で解説していただいているサイトを熟読し、いざ挑戦です。

なんか一個多いぞ…?

基本的に見本で使われていた日本の手羽は大きな関節がひとつでした。

しかし、こちらはもう一つぶっとい所まで残っています

人間に例えるならば、日本の手羽は「手」「前腕」のみなのに対して、こちらは「上腕(二頭・三頭)」までついています。(手がベタベタの血まみれで撮影はできませんでした…。)

これは習ってない!!!

と言っても関節を「ボゴッ」と外して骨に沿わせて「ギュッ」とするだけなので頑張りましょう。

延々と生肉と向き合う時間が続きます。

この時、日本の家族とテレビ通話しながら作業できたので、精神崩壊しませんでした。初めて生まれたての姪っ子も見れました。鶏肉みたいでした。(良い意味です。)

あと半分…。

今回はこの後、煮込むだけなのでチューリップにする必要は無かったと考えると虚しさがこみ上げてきます…。まぁ何事も経験です!!やり切った!偉い!

3.加熱

続いて、鳥の産毛やその他見たくないものを焼き切る為、チューリップだけで焼いていきます。

乗車率150%。

数本のチューリップはなべ底についていないでしょう。まぁいいや疲れた。

続いて白ワイン(みりんがわり)をドポドポ。

醤油もドポドポ。

も追加。

砂糖も忘れずに。甘じょっぱいって正義。

チューリップの激込みプールが出来たら、少しほっときます。

忘れてましたタンパク源もイン。

意味あるかわかりませんがアルミホイルの落し蓋もセット。

意味無さそうなので10分程度でさようなら。

鶏肉が固まってくれたこと祈って下から混ぜます。卵よ沈め。

しばらくしたらいい感じの色に。もう一声。

もう一声…!

4.完成!

このくらいで勘弁してやろう!

というわけで完成です。煮汁も3分の1程度に煮詰められ日本人が好きそうな味と匂いになりました。

味が薄かったらここからでも醤油や砂糖を足して調節も可能です。

鶏肉と卵を均等に冷凍保存容器に詰めて終了です。(解凍の際の爆発を防ぐために卵は半分に崩しました。)

残った汁も何かに使えそうなほど美味でした!チューリップにしなければさらに簡単なのでぜひお試しを!SHARP!


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