【夏のクルーガー国立公園ツアー まとめ】

JICA海外協力隊記

①クルーガー国立公園とは

(Map:クルーガー国立公園

クルーガー国立公園は、南アフリカ共和国の東北部に位置する、まさに「自然界のテーマパーク」

その広さは東京23区3つ分以上で、なんと国全体の大きさに匹敵する国立公園もあるケニアやタンザニアに比べても、負けない迫力を誇ります。

この公園は動物たちの「楽園」であり、訪れる人々にとっては驚きと感動の連続です。

今回は、このクルーガー国立公園の魅力を詳しくご紹介します!


🦒 動物たちの「リアルワイルドチャンネル」

クルーガーに入ると、すぐに動物たちの「生のドラマ」が目の前で始まります。

例えば、キリンがその長い首を使って高い木から葉を食べる様子は、優雅で堂々とした姿そのもの。

一方で、カバが川辺で気持ちよさそうに水に浸かる姿は、のんびりとした雰囲気を感じさせてくれます。

サルたちは一風変わっていて、まるで観察者のように人間をじっと見つめることもあれば、車の屋根に飛び乗ったり、袋の中を覗こうとしたりします。その賢さとユーモラスな動きに、思わず笑ってしまうこと間違いありません。


🛤️ 車が「アトラクション」に変身

園内の移動手段は専用の車でのドライブが基本です。

舗装された道路から振り落とされそうな砂利道、さらには草地まで、自然そのものが舞台となるこのドライブは、まるでジェットコースターに乗車したかのような体験を与えてくれます。

道中では、突然ゾウが車の前に現れたり、シマウマが家族連れで道を横断することも珍しくありません。動物たちは当然ながら交通ルールを知らないため、「ここでは俺たちがルールだ」と言わんばかりの態度。それを静かに見守るのもまた、この旅の醍醐味です。


🏕️ 野生と快適が融合した宿泊施設

宿泊施設もこの公園の魅力の一つ。

簡素なキャンプサイトでは、虫や動物の鳴き声に包まれながら過ごすことができ、ナニモノかの遠吠えがBGMとなる夜を楽しむことができます。

一方で、エアコンやプール付きの豪華なロッジも選択可能で、快適に過ごしたい方にも最適です。

さらに、夜になると空一面に広がる星々が見られるのもクルーガーならでは。

光害がほとんどないこの場所では、まるで宇宙そのものが地上に降りてきたような感覚を味わえます。


🍽️ 南アフリカ流BBQ「ブラーイ」で味覚の旅も

「ブラーイ」と呼ばれる南アフリカのバーベキューも、クルーガー滞在の楽しみの一つです。炭火で焼き上げたステーキやソーセージはジューシーで香ばしく、地元のビールやワインと一緒に楽しむとさらに格別!

宿泊施設には「ブラーイ」ができる専用スペースが設けられていることが多く、大自然の中での食事は特別な体験を提供してくれます。


🌿 動物だけじゃない!植物も大きな魅力

クルーガー国立公園には動物だけでなく、多種多様な植物も生息しています。

その数はなんと2,000種類以上!エリアによって乾燥地帯や湿地帯など生態系が異なるため、移動するたびに違った景色を楽しむことができます。

特に目を引くのが「マル―ラの木」

その巨大で独特な形は、生命力そのものを感じさせてくれます。木陰で休んでいると、まるでこの木々が「よく来たね」と歓迎してくれているような気分になるかもしれません。


🕵️‍♂️ ゲームドライブ:動物探しの冒険へ

「ゲームドライブ」とは、サファリカーで園内を巡りながら動物を探すアクティビティのこと。

これがクルーガー訪問のハイライトです。朝早くや夕方など、動物たちが活発になる時間帯に行うと、ゾウやライオン、さらには珍しいリカオンなどに出会えるチャンスが増えます。

ナイトドライブもおすすめで、懐中電灯の光に動物たちの目がキラリと光る瞬間は、特別な興奮を味わえます。これらの「宝探し」のような体験は、訪れる人々を魅了してやみません。


自然のテーマパークを体感せよ!

クルーガー国立公園は、ただの観光地ではありません。動物たちが織りなすリアルなドラマ、植物の生命力、大自然の中での非日常的な宿泊体験、さらには南アフリカの文化に触れる「ブラーイ」。これらすべてが詰まった壮大なテーマパークです。

動物好きの方、自然を満喫したい方、アフリカに興味がある方は、ぜひ一度訪れてみてください。クルーガー国立公園での体験が、人生にとって忘れられない特別な思い出となること間違いありません!

(Chat GPTより)

②BIG5とは

クルーガー国立公園のビッグ5は、サファリで最も人気のある大型動物たちのことを指します。

この「ビッグ5」という名前はもともと狩猟用語で、狩るのが特に難しい5種類の動物を表していましたが、現在では観光客が「ぜひ見たい!」と思う動物たちとして親しまれています。

それでは、そのメンバーをご紹介します!


🦁 ライオン (Lion)

サバンナの王様、ライオン

昼間はゴロゴロ寝ていることが多いですが、夜になると狩りを始めます。群れ(プライド)で行動し、見かけたときの迫力は圧倒的!

遠くからでも聞こえるその咆哮は、体験する価値があります。

豆知識: ライオンは24時間のうち、約20時間も寝ていることがあります。「サバンナの王様は、実は怠け者説」が有力です!


🐘 アフリカゾウ (African Elephant)

陸上で最も大きな動物、アフリカゾウ

その巨大な体と、ゆったりした動きは見る者を圧倒します。

耳をパタパタさせる姿や、長い鼻で水を吸って飲む様子は愛らしさも満点です。

豆知識: ゾウは人間と同じくらい感情が豊かで、仲間が亡くなると「弔い」のような行動をすることがあります。心の優しい巨人ですね。


🐃 アフリカスイギュウ (African Buffalo)

一見のんびりしていそうなこの草食動物は、実は「危険な奴」

驚かせたりすると猛スピードで突進してきます。

そのため、「草食動物だけど要注意」の代表格です。群れでいることが多いので、遠くから見るのがベスト!

豆知識: アフリカスイギュウは非常に記憶力が良く、攻撃された相手を覚えていることもあります。絶対にケンカを売らないようにしましょう。


🐆 ヒョウ (Leopard)

クルーガー国立公園で見つけるのが最も難しい動物、それがヒョウです。

木の上に登って昼寝をしていることが多く、忍者のように静かに動き回るため、運が良ければ見つかるといった存在です。

その美しい模様としなやかな体は、出会った瞬間に目を奪われます。

豆知識: ヒョウは自分の獲物を木の上に運んで保管します。木の上に何か吊るされていたら、近くにヒョウがいるかもしれません。


🦏 クロサイ (Black Rhino)

ビッグ5の中で最も希少で、保護活動が特に重要視されているのがクロサイです。

シロサイとは違い、比較的単独で行動することが多く、気性が荒いことで知られています。

その角は密猟者に狙われやすく、保護のために見られる機会が限られることも。

豆知識: クロサイという名前ですが、実際には黒くありません。灰色に近い色をしていて、「黒い」というのは単なる名前の由来です。


ビッグ5を探すコツ

ビッグ5に出会うには、早朝や夕方の涼しい時間帯に「ゲームドライブ」に出かけるのがおすすめです。

特に水場付近は動物たちが集まりやすいので、狙い目スポットです。

また、忍耐と幸運も重要なポイント。自然が相手なので、出会えるかどうかはその日の運次第です!


ビッグ5に会える喜び

これらの動物たちに出会うのは、まるで大自然がくれるプレゼントのようなもの。

それぞれの動物には異なる個性と魅力があり、見るたびに感動を与えてくれます。

クルーガー国立公園を訪れた際は、ぜひこの「ビッグ5」を目指して冒険を楽しんでみてください!

(Chat GPTより)

③おすすめツアー会社

私たちは、先輩隊員のおすすめもあり、こちら→「Mo・Afrika Tours」公式サイト)のツアー会社にお願いをしました。

そして数あるツアーの中から選択したのはこちらのツアーです。

6 Day Kruger Budget Tented Safari

結論から言うと内容も盛りだくさんかつ、リーズナブルで大満足となりました。

ただ、ツアー内容がイマイチ不明瞭なので、紹介します!

(天候やその他の状況により、変更の可能性大!ご了承ください!)

ツアー内容

1日目

10:30~
ドライバーがマカドに到着、出発
※基本的にはORタンボ国際空港、またはヨハネスブルグまたはプレトリアの市内地区内にあるホテルから早朝に出発です。昼食は途中でスーパー等に寄ってくれるそうです。

14:00~
宿泊ロッジ到着~施設説明~荷解き

15:00~16:30
サファリツアー(特別)
※到着が早かったかつ客が少なかったため、特別に参加させていただいたようです。

17:00~20:30
サファリツアー
ナイトサファリ&ブラーイ(夕食)。※懐中電灯等は不要です。

21:00~
自由時間、就寝準備
※ロッジ内でお酒や飲み物を買うことが出来ます。(別料金)


2日目

5:00
集合

5:10~8:30
Bush Walk
途中までは車で移動し、2時間ほど茂みや岩場を徒歩で散策します。中々にきついです。軽食も頂けます。

9:30~
朝食

11:00~
自由時間。チェックアウト。
また、3日目以降は宿泊施設がロッジからテントに変わるので、荷造りをしフロントへすべて預ける。(貴重品は自己管理)

13:30~
昼食

15:00~17:00
サファリツアー ※前回とほぼ、同ルートです。

17:10~
荷物をもって今晩以降の宿泊施設「テント」へ。中々に慌ただしい…。

18:00~
テント到着。レセプションで説明を受けてから移動。テントとは徒歩で10分弱程度離れている。

19:00~
夕食 ※こちらでもお酒や飲み物を買うことが出来ます。(別料金)

20:00~
自由時間、就寝


3日目

7:15~
朝食

8:00~13:30
ゲームドライブ(午前)

14:00~15:00
公園内にあるショッピング施設で昼食です。お酒も飲めます。ただし、この時の食事はツアー代金に含まれていません。

15:00~18:00
ゲームドライブ(午後)

19:00~
夕食

20:00~
自由時間、就寝


4日目

7:15~
昼食

8:00~12:00
「Moholoholo Animal Rehabilitation Centre」(動物保護センター)見学。

13:00~
昼食

14:00~17:00
サファリツアー ※初日とほぼ同様のコース

19:00~
夕食

20:00~
自由時間、就寝


5日目

7:15~
朝食

8:00~13:30
ゲームドライブ(午前)

14:00~15:00
公園内にあるショッピング施設で昼食です。お酒も飲めます。ただし、この時の食事はツアー代金に含まれていません。(3日目同様)

15:00~18:00
ゲームドライブ(午後)

19:00~
夕食

20:00~
自由時間、就寝


6日目

5:45~6:45
Bush Walk
テント周辺の徒歩散策。2日目ほどではないが、まぁまぁなデコボコ道。

7:15~
朝食

8:00~
ORタンボ国際空港へむけ出発。

10:00~11:30
「Blyde River Canyon」へ寄り道。ここも最高。

13:00~
昼食として、良いレストランに乗客全員で。(別料金)

17:30~
ORタンボ国際空港到着、解散
※ここで、市内のホテル等に移動する人は乗り換えです。ツアー会社とWhat Appでやり取りをして次の車と待ち合わせてください。

④注意点・持ち物

夏(南アフリカは南半球なので日本と季節が反対)のクルーガーはなんといっても・・・・

暑い!!!

です…。普通に40℃以上のところをある意味オープンカーで、数時間ドライブします。風も熱風です。

なので、暑さ対策は必須です。中でも特に持っていって良かったもの、あればよかったものを紹介しますので、参考にしていただけると幸いです。(着替えや衛生用品等は割愛)


  • 帽子・ハット…必須です…!できれば、首の後ろまで隠せる物。オシャレは度外視!動物様は人間なんて見ていないです。
  • 日焼け止め用品…南アでも購入は可。しかし、安心の日本製がおすすめかも。
  • 長そで、長ズボン…日焼け対策兼夜の冷え込み対策に。
  • 虫よけスプレー…クルーガー国立公園周辺はマラリア注意区域です。知り合いに罹った人は居ませんが、その他の虫対策の為にも宿泊施設用と身体用の2種類の携行をおすすめします。特に前者。
  • トレッキングシューズ…頑丈兼歩きなれた靴は必須です。南アには禍々しい進化を遂げた植物が多数見られます。見る分には良いですが、餌食にならないように…。
  • チャックのあるカバンや衣類…デコボコ道を走行します。万が一にも滑落しないように。
  • カメラ…スマホでも良いですが、せっかくなのでアクションカメラもおすすめです。Insta360うらやましい。
  • 充電タップ…テントでは、充電環境が限られています。テントなので。
  • サンダル…宿泊施設内のちょっとした移動には便利です。シャワー、トイレなど。
  • 水着…プールがついている場合があります。炎天下のツアー後のプールは最高でした!

⑤最後に

すこし不安になることも書いたかもしれませんが、冒頭にある通り、最高の体験が出来ました。

なんなら動物が居なくても、広大な自然を感じるだけでも十分でした

日本からだと南アフリカに来ること自体がハードルが高いと思いますが、ぜひ機会があれば訪れてみてください!

食物連鎖を目の当たりにすることで、価値観変わること間違いなしです。

また、7月(こちらは冬)に行くつもりです!今から楽しみです!☺


よろしければ、下記リンクからツアー詳細もお読みください!SHARP


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