【渡南ア(派遣)400日目を迎えて】

JICA海外協力隊記
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定例報告記事です。ただ、このスタイルも残すところ、あと1回となりました…。早いものですね…。

400日をとうに超えて(サボってました…)約70%が過ぎ去りました。

執筆時点で残り150日となりました。前回の「300日」でも予想しましたが早い、早い。

ということで、現在の心境や状況を書き留めていこうと思います。

生活の状況

生活は良くも悪くも完全に”順応”しました。

冬はちょっぴり寒くて、夏はムカつくほど暑いです。

しかし、1年前とは違い心構えができている分、幾分も楽に感じます。

各SNSで「1年前の今日」のストーリーなどを見ながらメタ的にほくそえんでいます。


朝は5時過ぎに起きてから、瞑想と身支度をしています。モーニングルーティン?なにそれ?
ちなみに基本的に朝から暑いのと、しょうもない肉離れでHIITはお休み中です。

ですが、火・木・土と片道30分~1時間半かけて、村から最寄りの街まで筋トレに出かけています。

しかもジムの下には綺麗なスーパーが併設されており、筋トレ後にタンパク質もゲットできるためQOLは爆上がりしています。


…と無理やり文章をダラダラと書きましたが、後半戦から終盤戦に差し掛かる今、特筆すべき点は無いので、このトピックはこの辺で…(謝)

活動の状況

こちらも依然として活動に変化はありません

大きな変化としては唯一、心から信頼している校長が病気の為、長期休養に入ってしまったことです。

いろんな同僚に「校長はいつ戻ってくる?」と聞いても「わからない…。戻ってこないかも…。」と言われてしまうので結構凹んでます。任期終了時に挨拶だけでもさせて欲しいです。

他にはインターン生らしき職員が8月~11月まで居ることになり、PCの授業の際には主導で進めてもらっています。

ここにきてチームティーチングの補助であるT2を担うことができました。カウンターパートがいればこんな感じで進められたんだろうなぁ…。

ただ、そんな彼女の授業を見学していると・・・

・G7(最上学年)でも英語は90%使わない。
・前半説明→後半板書or指名して解答させるのみの一方通行。
・授業規律は”ムチ”のみで保たれている。

などなど。
と、これまでの活動を若干、否定されたような気持になりました…(悪意はありませんので別に良いですが笑)

心境の変化

ここからが本記事の本題です。ぜひ、「共感した!」「違うだろー!!!」と思ってくれたら嬉しいです。

まずは活動についてです。任地への赴任前後は、もちろん燃えていました。

PCは専門ではないものの簡単な修理は研修で習ったし、翻訳アプリを駆使しながらもできうる限りのICT環境を整備するつもりでした。

つまり、あえて言うと”キラキラ”した活動を期待していました笑

しかし、現実は修理したらといってどうこうできるPCは存在せず、PCルームもどうせ機器が盗まれるから設営の予定は無し、極めつけは教員陣がPCの使用に拒否反応まで持っている始末でした。

ここで、とれる行動パターンは大きく2つ。

①PCの有用性を提案しまくり、前向きに活動へ協力してもらえるよう仕向ける。
②アプローチは続けるが別の最適解を探す。

リソース、持続可能性、現場のニーズ、将来性、私の信条を加味した結果…

②です。ってか即答で②です。なんかごめんなさい。

この辺りの意見は、任地の状況や派遣職種、隊員のこれまでの人生経験において大きく変わるところだと思うので、文面では割愛します。飲みの席ならば延々と語りましょう。


続いて、要請外での活動についてです。

南アのリンポポ州の学校ではTEAMが4つに分かれます。そのTEAM終了ごとに1週間~1か月の休業期間があります。

その休業期間を利用して毎回、首都のプレトリアor ヨハネスブルグに上京しています。もちろん交通費、宿泊費は自腹です。

主な目的は、これまでにも散々、愛を語っていますが「Judo for peace(J4P)」の活動に参加させていただく為です。

J4Pについては過去の記事をご覧いただけると幸いです。(参照

そこで、このトピックで伝えたいのは「JICA海外協力隊事業の主な3つの目的」は任地だけにあらず!と言うことです。

「JICA海外協力隊事業の主な3つの目的」とは・・・

①開発途上国の経済・社会の発展・復興の寄与
②我が国と途上国の友好親善と相互理解の深化
③国際的視野の涵養と経験の社会還元

前述の通り、任地での活動は”キラキラ”した、傍から見ても”有意義そう”な活動ができそうな状況ではなく、できることを精一杯頑張ろうという方向へと早々に舵を切りました。

恩師の言葉を借りるならば「無理をしないで怠けない」です。

しかし、ワールドワイドな多動症である私がジッとしているのも、なにかの病気になってしまいそうです。

「JICA海外協力隊事業の主な3つの目的」に則した活動は要請書の枠を超えてもいいはずです。

せっかく日本を約2年間も飛び出しているのならば、やることなすことも飛び出しちゃいましょう!と考え(解釈し)ました。

ということで、じつは水面下でちょこちょこと動き始めています。(形になりそうならば何らかしらの形でお伝えします。)


という訳で、義務的かつとりとめのない記事になってしまいましたが、以上が現在の諸々の状況です。

南アフリカでシャア・アズナブルと同い年になり、3月の帰国前日にランバラルと同い年になります。2年ぶりの日本で迎えられる誕生日ではポルコロッソになるそうです。

残り30パーセントもとい、150日も「無理をしないで怠けない」そして、野望を持って活動していきます。

隊員の皆さん、引き続き人生楽しみましょう!!SHARP!!


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