3月29日(土):移動と”いつもの肉”

朝8時過ぎ、いつも通り首都方面行のタクシーが住居前に到着した。
早朝ってわけでもないが、相変わらずクラクションを爆音で連打するのは辞めてほしい…
そんなこんな、毎度のことなので割愛するが人も物も過積載の乗り合いタクシーは、首都へ向け定刻通り出発した。
ぎゅうぎゅうとは言えども、上には上がいる→
ドンブラコドンブラこと素晴らしい天気の中、車は120キロ前後で順調に進んで行く。
運転手もク○汚職警察用へのチップも準備万端である。
その後○ソ汚職警察への通行料?の支払いも済ませ、無事に我らが南ア隊員の実家へと到着した。(南アの警察官が嫌いな理由はこちら)
そして、夜は言わずもがな「Pachas」へGO。
オジサン隊員三人で2つしかない高級生ハムメロンを取り合ったり(私が勝利)、”いつもの肉”に舌鼓をうち帰宅、就寝した。すでにワクワクが止まらない。



3月30日(日):楽園へ出発!
飛行機が夕方発(南アは治安上の理由から早朝、深夜の発着便は許可が下りない)ということもあり、この日の朝はゆっくり。もちろん朝ご飯はがっつり…!
TKO隊員とゲストハウス周辺の柵内へ散策に行くことに。
改めて、首都内に柵及び警備員付きの住宅地が存在している違和感を実感。りある進撃の巨人状態。
近くには、オシャレなバーレストランやコンビニ?のようなものも。
まぁ今後も”例の肉屋”に行くので、行くことは無いだろう…。
そんなこんなで、時刻はお昼過ぎ。
気合十分の私たち3人は母に別れを告げ、空港へ出発。私の性格的に相当早くの出発となった。
空港で自動チェックインのレクチャー(出来たら3人で拍手)などを行い、無事に出発の準備は終了。
それでもまだまだ、3時間程度の余り時間。
これまた、私の要望で「Airport Craft Brewers」という空港限定?のビールが飲めるレストランへ。

料理も美味しく最高でした。また早く空港に行かなければ。
そして、さらにカロリーを摂取し、ほどなくして飛行機は飛びたった。
「飛行機を乗る際のプチ情報」
先輩隊員やJICA関係者曰く、国内線は必要ないとのことでしたが、搭乗の際にパスポート原本の提示を求められました。外務省発行のIDではだめでした。ただ、チェックする担当者の裁量(能力差)にも由来すると思います。私たちの担当者は・・・でした。まぁ、基本的に一般旅行者はパスポートを必携していると思いますので関係ないですね。届け!未来の南ア隊員へ!
飛行機内では、NOK隊員「映画鑑賞」、TKO隊員「瞑想」、私「ブログ執筆」と三者三様の過ごし方を展開。このデコボコ具合が居心地良い。
その後、何とも言えない機内食を頂き、約2時間ちょいのフライトは終了。沖縄行く感覚かなぁ。



ケープタウンの空港に到着するや否やWhat’s APPを受信。
「名前書いたボードを持って空港出口で待っています!」とのこと。(※予約サイトの上位会員特典により無料)
出口には部屋着のままのけだるそうなお兄ちゃんがスマホを片手に立っていた。要らんなぁ…。
しかもそのお兄ちゃんはタクシー乗り場までの案内係で、運転手は別の方。(Uber?Bolt?)
そして、ちゃんとホテル住所を間違えつつ到着。途中で一通を進みすぎたとかでバックで100mほど戻るなどのサービス付き。これぞThis is South Africa
そして、今回宿泊するホテルへ無事?に到着。
宿泊するのは「The Rockwell Luxury Suites」という高級コンドミニアム。
しかし受付では「予約が入ってない」とのこと。ざけんな。仲介業者にも待たされ2時間?後にようやくチェックイン。
航空会社職員やこの送迎関係、ホテルスタッフ及び関係者…マジでThis is South Africa
部屋自体は値段相応の良い感じ。眺めも最高でした。
(ベランダから見下ろすと格差をビシビシに感じる光景が広がっているが…)
道中では納得いかない対応もあったが、気持ちを切り替えて明日からのツアーに臨もう。
3月31日(月):盛りだくさんツアー

早起きしてご来光を鑑賞。ここが南アということを忘れるひと時。
この日は朝から見どころ盛りだくさんなツアーへ参加。
ベンツのバンでの移動なので南アと言えども安心、快適な移動。
ちなみにホテル前まで送迎あり。
①テーブルマウンテン
初めに向かったのは「テーブルマウンテン」
中腹の時点で素晴らしい眺め。

徒歩でも登れるようだが、団体行動ということもありケーブルカーで山頂へ。
ちなみにこのツアー会社から観光箇所すべての入場チケットをオンラインで事前購入するようにと”前日”に連絡あり。もっと早く言ってくれ…。
ケーブルカーは本体が回転しながら登っていくスタイル。
道中には断崖絶壁をロッククライミングをしている人も…。生涯絶対やらないスポーツ1位です。
山頂での眺めはこんな感じ。文字通りテーブル上なので、歩き回ってインド洋と南大西洋の方角をそれぞれ一望。…綺麗でした!…一緒でした!
だけど断崖絶壁の山道は中々の迫力。


へっぴり腰になるのも仕方がない…
他にも滅茶苦茶かわいい齧歯類の動物(ケープハイラックス)などにも出会え大満足
というわけで、それぞれでも、一緒にも写真を撮って下山!

普段はケーブルカーでもかなりの待ち時間があったり、数週間前に火事で登頂できなかったりしたみたいなので下調べを入念にいて行くことをお勧めします!
最後にTKO隊員の奇跡の「丸かじりライオンズヘッド」をどうぞ。


②昼食~ボウルダーズビーチ(ケープペンギン)
下山して向かった先は「Simon’s Town」にある「Bertha’s Restaurant」という観光客向けシーフードレストラン。
それぞれお酒を片手にカッコつけて、海の漢を気取っているうちに料理が到着。
南アに来ての初の生牡蠣!子ぶりながらも美味しかった。(日本の方が3倍美味い)
そして、謎の黄色いシーフードパスタ(絶品)やシーフードフライに舌鼓を打ち次なる目的地へ。
次に向かった先は「ボウルダーズ・ビーチ」というペンギンスポット。
「天気も良いし、運よく見られるかなぁ」なんて思っていたら…

全然いた。むしろ居すぎ。



もちろん可愛いが、いつまで見てもペンギンはペンギンなのでね…。
バン駐車場までの帰り道にあった、名前ひねりゼロの「Penguin Beach ice-cream」にてジェラードを食べて終了。
まぁペンギン可愛かったね。なにより臭くなくて良かった。
③ケープポイント&喜望峰
最後に立ち寄ったのは「ケープポイント」と「喜望峰」!ちなみにアフリカ大陸の最南端!…ではない。(最南端はCape Agulhas or Southern Tip of Africa)
しかし、社会科教員の端くれとして「喜望峰」は一度は訪れたかったスポット。
バスで向かっている途中から気が付いてはいたが、こちらもなかなかの山道。
また課金(ケーブルカー)すれば容易く行けるが、価値が見いだせなかったので海風を浴びながらこちらも三人で登頂し灯台へ。
テーブルマウンテンの方が眺めは良いが、こちらもなかなか。
来た甲斐はありました!
帰りはバンでホテル前まで送っていただきツアー終了。
天気にだいぶ左右されるツアーでしたがコスパはよろしいんじゃないでしょうか…?

夕食はホテルの1階に併設されている韓国人経営?の日本料理屋「IZAKAYA MATSURI」へ。
日本酒や日本のビール、焼き鳥、寿司、天ぷらなどを頂きました。
正直安くないし、味も日本のチェーン店レベルちょい下だけど、私たち現役アフリカ隊員からしたらねぇ…もう…






日本人の短期観光客が来る必要は無しかなぁ。まぁ、あーだこーだマウント取りたいならおすすめです。

明日はケープワイナリーツアーに参加!飲むぞー!
★ここまでの総費用
内容 | 金額(概算) | 種類・備考 |
O・Rタンボ国際空港(南アフリカ)~ケープタウン国際空港(南アフリカ)【往復】 | 29,000円 | 航空券 ※Trip.comで予約 |
The Rockwell Luxe with V&A Waterfront & Sea View【ケープタウン5泊】 | 50,000円 | 宿泊費 ※Booking.comで予約 |
ケープタウン観光ツアー | 12,000円 | 観光費 ※Tripadviserで予約 |
テーブルマウンテンケーブルカー | 3,300円 | 観光費 ※公式サイトから予約 |
ボウルダーズビーチ入場料 | 1,800円 | 観光費 ※公式サイトから予約 |
ケープポイント・喜望峰入場料 | 3,500円 | 観光費 ※公式サイトから予約 |
合計 | 99,600円 | 執筆時時点 |
※すべて一人分の費用です。また食費代、お土産代、細かい交通費、雑費等は別です。
旅ゴリの備忘logをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント