【チャイナ!チャイナ!に思うこと②】

JICA海外協力隊記

依然として「チャイナ!チャイナ!」は週8のペースで続いています。こちらも慣れてきたつもりではありますが、時折、理性を試される瞬間が訪れます。

一度、タクシー(乗合バス)の中で、酔っ払いにオリジナルの「チャイナソング」を披露され、さすがに我慢の限界が来ました。

思わず胸倉をつかんで「だから何が言いたいの?」と詰め寄ったことがあります。彼の返答は、「…特に意味はないです…。ただ、知っている国名を言っただけです…。」とのこと。

やっぱり、特に深い意味や悪意があるわけではなさそうですが、正直、単純につまらないし、不快です。

以前のブログ記事(参照)では、偉そうなことを書いたのですが、やっぱり人間というのは、自分のテンションが低いときや、機嫌の悪いときには、どうしてもムカついてしまいますね。


スーパーでの出来事

ある日、一番近い町のスーパーでこんなことがありました。

1回目の遭遇

南アの若者3名:「チャイナ! チャイナ!」
私:「(ニコッ!として手を振る)」
若者達:「バ~イ!」

数分後、別の陳列レーンですれ違い…

若者達:「チャイナ! チャイナ! ニーハオ!」
私:「(イラッ!けどニコッ!しつこいねん!)」
若者達:「バ~イ!」

さらに数分後(以下略)

若者達:「ニー…」
私:「ストップ!アイム ノット チャイニーズ! アイム ジャパニーズ! ニーハオ イズ ア チャイニーズ グリーティング!!OK!?
若者達:「オーケー… バイ…!」

ここでなんだかスイッチが入ってしまいました。

数分後(また再会)

若者達:「チャイナ!チャイナ!」
私:(こいつら…)「アイ セイド! アイム ジャパニーズ! アイル ティーチ ユー! ハウトゥー グリート イン ジャパニーズ!
若者達:「…OK」
私:「(ブチ切れ気味に)…UNTI TABETAI!OK!?
若者達:「…UNTI? …TABETAI…?  グーーーッド!!!
私:「バイ!」
若者達:「バイ!センキュー!」

最後の遭遇

若者達:「UNTI TABETAI! UNTI TABETAI!! UNTI TABETAI!!!

私はそのままスーパーを後にしました。

帰路につきながら、ふと反省が頭をよぎります。「もしかしたら…あいつら、実は良い奴らだったかもしれない…。」

彼らに悪意があったわけではなく、単に面白がっていただけなのかもしれない…。しつこかったけど。

そして何より、とっさに思いついた日本語が「UNTI TABETAI」だった30代の自分に対して、かなり情けなくなりました…。

まぁ、この地域唯一の娯楽であるスーパーでの買い物を邪魔されたので、カッとなってしまいました。

その日はお酒が進みました。

やつらが忘れてくれていることを願うばかりです。

以後気を付けます…。SHARP…。

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