なんとか蝦蛄(シャコ)と戦い続ける俺。
途中でふと、「俺、何してんだ…」「これ、ほんとに楽しいのか…」「バックパッカーって、こんなんだったっけ?」みたいな邪念が湧いてくる。
しかし、それをなんとか振り払いながら、一心不乱にシャコを食らう。
気づけば、日付はとっくに変わってた。
減らない化け物シャコ
それでもシャコが減らない。いや、むしろ増えてる気すらする…。
格闘すること1時間強。
ビールの力を借りながら、ようやく残り5匹程度にまで減らした(正確な数は不明。ちぎれたシャコもいるので)。
でも、ここでついに限界が来た。無念のタップアウト。
「ごめんなさい、もう無理です…」。
しかも、時間が経つごとにシャコが臭くなってきている。テイクアウトもできない。したくない。。
心の中で、「すみません…誰かネコ様にでもあげてください…」と願いながら、ギブアップ。
で、例のほほ笑みのお姉さんに、両手の人差し指で×印を出して、お会計へ。(どういう意味で取られたのだろうか。。。)
衝撃の会計
少し待つと、伝票がテーブルに置かれた。パカッと開くと…
「4,000バーツ(≒15,000円)」
はい、やられました。たぶん、いや、間違いなくボッタクリです。いやわからん!!!
先人たちのブログには「華麗にボッタクリを撃退した」なんて話が載ってたけど、俺には無理。
だって、英語もロクにしゃべれないし、シャコの相場なんて知らんし…。
幸い、手持ちのバーツで支払いはできたけど、もう悲しみしかない。
再会する”優しいドライバー”
店を出たら、またあの”優しいドライバー”と再会。
運転手:「どうだ、美味しかったか?」
俺:「……」(シャコしか食ってねーよ!!!)
心の中でそう叫びながら、無言で車の扉をバンッ!と閉める。
運転手:「レッツゴー…」
深夜のカオサン通り
その後は、ちゃんと下調べどおりの金額でカオサン通りに連れて行ってもらった。
いい奴なのか悪い奴なのか・・・
深夜1時過ぎ、ついにカオサン通りに到着。
そしてそこで見たのは…
衝撃の光景だった。