【2013年夏⑦タイ~カンボジア ~いざアユタヤへ~】

旅行記

目が覚めたのは、翌日(?)の朝8時ごろだった。

普段とは違う光景に少し戸惑いつつも、ここが旅行先だと思い出して気分が高揚する。

夜更かしした割に早く目覚めたのは、きっと空腹のせい。

そういえば、昨晩は“まとも”な食事を取っていないのだった。

簡単な朝の支度を済ませて外に出ると、相変わらず活気に満ちたカオサン通りが迎えてくれる。

ここに来たかったんだ、改めてありがとう


朝のカオサン通りでハンバーガーとビール

朝食は、すぐ近くの出店のハンバーガーを選んだ。

無難だけど、世界中どこでも食べられるというのは、ある意味正解の証。

性懲りもなくドリンクにはビールを選択。これぞ旅行の醍醐味。

あっという間にハンバーガーを完食し、ビールで流し込む。

食べ終わりと飲み終わりのタイミングは若干ズレたが、些細なことは気にしない。

なにせ、これからタイの歴史が詰まったアユタヤに向かうのだから。


トゥクトゥクでバスステーションへ

ネットで調べた限りでは、まずタクシーでバスステーションへ向かい、その後アユタヤ行きの乗り合いバスに乗るらしい。

根拠はないが、なんとかなる気がする。

ゲストハウスに戻って荷支度を済ませ、意気揚々と出発。

カオサン通りの入り口にはタクシーやトゥクトゥクのドライバーが待ち構えており、優しそうな一人と交渉して「モーチットミニバスステーション」へ向かうことに。

生ぬるい風を浴びながら進むこの感じ、正直なところ冒険心がくすぐられる。


ミニバスでアユタヤへ

無事バスステーションに到着すると、そこにはたくさんのタイ語の行き先表示が。

しかし中には「Ayutthaya」と書かれたものも見つけた。ありがたいことに英語表記。

観光地で外国人が増えると、こうやって観光客に優しいインフラが整備されるんだろうなぁ。

出発時刻まで少し時間があったので、売店で軽食と温い水を購入。

買ったサンドウィッチを食べるといらない風味が鼻に抜ける。香辛料とか苦手やねん。

そして、1時間ほど待った後、ハイエースのようなミニバス(ロットゥー)が到着。

外国人観光客も同乗していたので一安心。とはいえ、彼らは英語が話せるし、俺はジェスチャー一本勝負だ。少しばかり緊張しながら、約1~2時間かけて目的地へ向かった。


到着後のトゥクトゥク交渉

話しかけるなオーラ全開で、座っていただけでアユタヤ遺跡に到着。

しかし、周囲にはまだ遺跡らしきものは見当たらない。少し離れているのだろうか?

ここでもやはり、トゥクトゥクのドライバーたちの勧誘が盛んで、「ツアーに案内してくれる」というので交渉開始。

彼らの提示した金額は、2時間で10,000円ほど。

あほか!こっちは1,000円でどうだ、と値段を提示。さすがにこの額で無理なのは承知だが、3,000円くらいで折り合いがつけば御の字だと思っていた。だが、向こうもあほか!みたいな顔で交渉決裂。早々に退散していった。

いや、乗りたかったんだけど…?もう少し粘ってくれよぅ…。


一人アユタヤ観光の始まり

こうして、一人アユタヤ観光が決定。

さて、アユタヤはどっちなんだい?もう、帰りたい。

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