【南アのローカル都市における交通事情~タクシー編~】

JICA海外協力隊記

タイトルを入力していて思いましたが、内容がニッチすぎますね・・・笑

誰が興味あんねん!っていうね笑

まぁブログタイトルの通り、備忘録なので温かく見守ってください。


「タクシー」の乗り方とルート

現在住んでいる、南アフリカの村には、電車はもちろん、路線バスもありません。

その代わりに「タクシー」と呼ばれる乗り合いバンが主要な移動手段として通りを走っています。

このタクシー、デザインは結構おしゃれなんです。

行き先はある程度決まっていて、主要都市から放射状に村々へとつながっているイメージ。

乗る際にはこのように人差し指を掲げ、ドライバーもしくは同乗している助手(友達?)にアピールします。

まぁまぁな距離でも気が付いてくれて、路地までタクシーで拾いに来てくれます。


料金とスリル

ちなみに料金はこんな感じです。コロナ禍ですこし値上げしたようですが安いと思います。(1R≒8.5円)

ドライバーは、一人でも道中で、乗客を見つけるために路地の度ににクラクションを連発わき見運転の嵐です。

乗せれば乗せるほど売り上げが上がるので仕方がないのですが、乗車率は200%を超えることもあります。ラッキーだと助手席に乗れます。

悪路を走行しながらということもあり最初はひやひやしましたが、往復週4回欠かさず乗車していると何も感じなくなります。

以前、酔っ払いの乗客に「日本のタクシーは村から町まで乗るといくらだ?」と聞かれたことがありました。

大体45分ほど乗車しているので「5,000円くらいかなぁ…」と何の気なしに答えたら「高いな!なら、今の乗客の全員分払ってくれ!」と言われたのでぶちのめしました。(冗談です。)

ただ、改めて考えると東京の都バスなどの路線バス等は、基本的に200円ちょいで移動させてくれます。しかも超安全運転。改めて日本が好きになりました。

降りる際には、現金を運転手に渡して行き先を伝えるのですが、これが意外とハードルが高いです。

後部座席からの現金手渡しバトンパスや、行先伝言ゲームには緊張感があります。

特に、ヴェンダ語の地名でのやりとりの中継担当を任されるときのプレッシャーはしびれます。

ってか無理です。。。


タクシーランク

JICAからは、派遣国によって様々な乗り物の運転が規制されています(車、バイク、自転車、ロバetc.)。なので、普段はこのタクシー(乗り合いバン)をフル活用しています。

さらに、最近ではタクシーランク(バスターミナル的なもの)に行くと、何も言わずに行先のタクシーに案内してくれるようにもなりました。

ここは治安があまり良くなく、色々な匂い(アンモニア、アルコール、○○)が混じり合っているものの、地元の人たちとの交流も楽しく、気の合うやつらが多いので好きな場所の一つです。


1000回の乗車を目指して

時々ダルがらみしてくるやつもいますが、ほとんどの場合は何も知らない外国人として優しく行先などを聞いてくれます。

降り際に現地語で「ドリヴーワ!(ありがとう!)」というと100%笑顔で見送ってくれます。

等々、散々書いてますが、タクシーの車窓から見える南アの突拍子もない自然が大好きです。これを見るために乗車しているといっても過言ではありません。それは言い過ぎか。。。

任期が終わるまでに、きっと1000回くらいは乗車すると思います。これからも、よろしくお願いします!ドリヴーワ!

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