毎週水夕・土朝は、南アのTDL(Train Daily Live)もとい、近隣都市のGYMへ意地でも通うことにしています。
このお陰で、異国の地でも平常心を保てていると言っても過言ではありません。筋トレ最高。
この任地での生活も早いもので、3ヶ月が経過しました。
そうすると単純計算でもこのジムに10回以上は、お世話になっている事になります。
このジムの設備やホスピタリティ(なぜか毎回割引してくれる)等の素晴らしさは今度、めいっぱい語ることとします。
そして、毎回、ほぼ同じ時間、同じ曜日に通っていると顔馴染みも増えてきます。
いつもグレーのTシャツを着ている追い込み具合一目瞭然ニキや、一卵性の双子だけど片方はスマホばっかいじっているから差が一目瞭然ニキなどなど。
そんな中で、今日は新ニキに遭遇することとなりました。。。
その名も『腕極太ニキ』です。
自分で言うのも何ですが、私自身も過去のスポーツ歴の遺産として、日本人の平均よりは、まぁまぁ太めだと自負しています。
しかし、『腕極太ニキ』の上腕(力こぶのあたり)は、そんな私の腕のゆうに1.8倍はあります。
さらにロングスリーブのウェアを着用している分、太さがより誇張されています。
歳は自分と同じ、もしくはちょい上くらいでしょうか。南ア人マジで年齢不詳です。
ところで、ジムの中では、しばしばバルク(筋肉量)がヒエラルキーを生むことがあります。(異論は認めます)
今日で言うならば『腕極太ニキ』こそがテッペンであり、カースト制で言うところのバラモンでした。
その証拠にジム内では縦横無尽にダンベルを使っては散らかし、ジム内のほぼ全トレーニーに話かけまくっています。
かくいう私も出会って5秒でグータッチで「Bro!」となりました。誰がどう見ても完全敗北でした。
主への謁見が済んだところで、自分のトレーニングに励むことにしました。
しかし、トレーニーの性(SAGA ※わかる人にはわかる)として”デカい”人が居ると燃えるものです。
ということで今日のダンベルプレスのメインセットは絶好調でした。
20キロを使い多角度でアップセット→30キロ×15レップ→35キロ×15レップ→40キロ×10レップ→45キロ×8レップと現役さながらにレップも深く、追い込めて順調でした。
アドレナリンも高まったところで50キロダンベルプレスに挑もうとしたところ、まさかの『腕極太ニキ』が隣のアジャスタブルベンチ台へ接近・・・
急遽、合トレです。役者は揃いました。なんせ燃えているので!
そんな中『腕極太ニキ』が手にしたのは・・・・
25キロダンベルした。
・・・うん。ダメじゃないよ。だけどなぁ。。
あの振る舞い振りからしてなぁ。。(重量(体重)至上主義者ではありますが、客観的にです)
簡単に言うと、扱う重量は私がダブルスコアで勝ち。
『腕極太ニキ』は5レップ程度して、そそくさと別の種目へと移っていきました。
・・・・と改めて思い返すと感じたことがありました。
別に『腕極太ニキ』を常に追っていたわけでは無いのですが、単純に彼のトレーニングが下手です。
自分もかつて、重り(鉄塊)振り回すだけ系トレーニーだったのでわかります。
何より全身法にしても追い込み、セット、メニューの少なさにに違和感を禁じえません。
まぁいいやと僻み?半分で、自分に向き合ってトレーニングし水分補給の為、更衣室にに戻ったていたところ『腕極太ニキ』と一緒になる機会がありました。
彼と雑談を交わしていた最中、着替えの為、彼が長そでのウェアを脱ぎました。
完全ッッッにシンソールでした。(知らない人はググってね)
トレーニング業界にはそこそこ精通してますが、シンソールユーザーなんて7堂さんの下唇以外知りません。
極めつけに、『腕極太ニキ』改め『シンソールで腕極太ニキ』からありがたいお言葉を頂きました。
シン君「筋肉良いね。もっと大きくなりたい?」
私「…まぁ。」
シン「毎週土曜日来てるんだよね?」
私「…まぁ、はい。。」
シン「パーソナルトレーニングきょ…」
私「NO!!!NO Thankyou!!!!」
相変わらず、南アのジムは筋繊維も心もザワつかせてくれる素敵な場所です。
ぜひ皆さんも合トレしましょう。違法?薬物、お注射なしで。
任期が終わるまでに『腕極太ニキ』をナチュラルで目指して、襲名します。
精進します。SHARP SHARP