NEW!JICA海外協力隊員がChatGPTを契約すべき理由 〜CP(カウンターパート)がいなくても、大丈夫〜

JICA海外協力隊記

まず初めに、こんなタイトルの記事を書くくらいなので、私は任地で「ChatGPT」に本当に助けられています。

──言葉が通じない現地(英語及び現地語)での授業や書類の作成、文法に自信が持てない英語の会話やWhatsAppの文章、筋トレメニューの立案、夕食メニューの即興考案…。

どれもChatGPTが支えてくれています。

そしてご存知の通り、国際協力機構(JICA)派遣の隊員には、CP(カウンターパート)と呼ばれる現地スタッフや機関が、技術や知識を受け継ぐ相手として配属先にいます。(はずです。)

しかし、配属先の事情でそのCPが任期途中で変わったり、そもそも配置されていなかったりという事例も多く聞いています。かくいう私もCP?何それ?美味しいの?状態です。

つまり、信頼できる“相方”がいない状況で活動を進めないといけないという実情もあるわけです。

そこで私は考えました。ChatGPTが、”私のCP”になってくれるのでは?
ここからが本題です。


① 通訳・翻訳に使える

任地では英語や現地語、日本語の三言語を行き来する場面が多々あります。
会議資料、保護者向け案内、教員向け連絡文、これらを英語や現地語にできるだけ正確に訳す必要があります。
文面においては表情や声の抑揚が無い分、ニュアンスも大切になってきます。
悔しいかな、それを表現するほどの語学力は現時点で身につけられておりません…(謝)

ChatGPTはそんな場面で即戦力になります。
ネイティブらしい言い回し、文法チェック、口語体への変換、音読用のテキスト作成までも対応。
完全に“瞬間通訳+語学教師=言語パートナー”としての立ち位置です。


② 進路・人生・筋トレ相談にも

JICA隊員として、任期中や帰国後どんな生活・人生を歩むかキャリアプランに悩むことがあります。


「任期後はどうする?」「帰国後はまた教員?民間?はたまた起業に挑戦?」「語学力をどう伸ばす?活かす?」


そんなとき、ChatGPTは複数のキャリアパスを整理して示してくれ、必要な資格や学習ルートも提案してくれます。遠慮させずに質問させまくり、答えまくるのがポイントです。

さながら巷で話題のコーチングの様です。(ちなみに滅茶苦茶、コーチングに興味あります。)

また、私の個人的な用途としては筋トレメニューの立案・記録も頼んでいます。
「今日は明日起き上がれないほどのLeg Day」「首都出張中の朝活用軽量メニュー」といったリクエストに応じてくれるのはかなりありがたいです。


③ 今日の夕飯、どうする?

任地では限られた食材で創意工夫が必要です。
もし冷蔵庫に「鶏むね・トマト缶・玉ねぎ・にんにく・卵」が入っていれば、ChatGPTに伝えましょう。

即座に「チキンのトマト煮風オムレツ」などのレシピを出してくれます。

「ガッツリ食べたい!」「明日飲み会だから控えめに!」などの無茶ぶりも余裕です。
料理本+栄養士+節約家のトリプルキャラがここにいます。

これは帰国後も助かる使い方だと思います。


④ 英語学習のパートナーに

日々の英語力維持・向上のため、ChatGPTはスピーキング練習、英文日記の添削、語彙チェック、文法解説などフル対応。
例えば「中学英語レベルで」「この単語を使って書きたい」といった希望にも応じてくれます。

孤独な任地でも、“個別英語講師”として機能してくれています。

私自身は「英語力が低くて話すのが恥ずかしい…。」というタイプでは無いのですが、気兼ねなく中1レベルの質問かつ抽象的でも嫌な顔せず、100回でも聞けるというのは、素晴らしいと思います。

お陰様で英語力が英検5級から3級程度には伸びた気がします。

特に日に日に、会話機能の性能も向上しています。電波が不安定なのが惜しいところです…。(これはChatGPTのせいではありません。)


⑤ 幼少期の「AI依存」には慎重に…でも今ならアリ!

しかし現在も私は「幼少期からAIに頼りすぎると表現力や創造性が育たないのでは?」という漠然とした不安を抱えています。
具体的に表現力のどの力が伸びないかなどはまだ言語化できていません。


しかし、JICA協力隊員の20歳以上~の応募条件を満たしている皆さんにとっては、関係ないことだと思います。


「言葉を整理したい」「表現を磨きたい」「伝え方を工夫したい」といった目的でAIを使うことに大きな価値を感じています。

ただし、ペースト後に必ず文面を読み”推敲”することはマナーだと思います。

先日、とある人と日本の仕事関係の”お堅い”メールをしていました。
私は相手との関係性や自分の伝えたいことをベタ打ちでプロンプトとして伝え、メールを送信しました。

しばらくして先方からも丁寧な返信がありました。
しかし、文末に「ChatGPTからコピー」の文字が輝いていました。

失礼だとかは思いませんでしたが、ある意味で「ChatGPTとChatGPT」の会話になっていたことに戦慄を覚えました。気を付けましょう。


無料プラン vs 有料プランの違い

ChatGPTには無料プランと有料プラン(Plusなど)があります。
無料プランでも、十分使えますが、よく話題に上がるのが「ChatGPTの無料プラン」と「有料プラン(Plusなど)」の違い。

実際、「無料で十分?」「有料にする価値ある?」と悩んでいる方は多いと思います。

両者の違いをシンプルにまとめます。


■ 無料プラン(0円)
● メリット
無料で気軽に使える
ちょっとした質問や調べ物には十分
● デメリット
利用回数に制限あり
混雑時は遅くなる or 使えない
高性能モデル・ファイル分析などは制限あり


■ 有料プラン(Plus等・月20ドル前後)
● メリット
応答が早く、混雑時でも安定
利用回数が多い
最新モデル・画像生成・PDF分析など高度機能が使いやすい
● デメリット
月額料金がかかる(約20$/月)
たまにしか使わない人には割高(1日100円ちょい)


毎日使う人や、仕事・学習の効率化を最大化したい人には有料プランの価値が非常に高い
というのが個人的な結論です。

“有料版=活動の頼れる相棒”になる可能性があります。


そして最後に…

ここまで読んでくださってありがとうございます。
実は、このブログの文章…ChatGPT自身が書いています。(加筆・訂正はしています。)

そう、ChatGPT自らが「ChatGPTを契約すべき理由」を紹介しているわけです。

少しホラーにも、そして少しコミカルにも聞こえますが、気がついたら、AIに背中を押されている。
そんな時代が、もう始まっているのかもしれません。

でも、少なくとも私はこう思います。

CPがいない?大丈夫、ChatGPTがいるじゃないか。
もしかして……CPって、ChatGPT!?

お後がよろしいようで…SHARP


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